ゴルフダイジェスト出版案内>ゴルフ野性塾SP
ゴルフ野性塾SP

No.263 『私はマットで打たない』 9/30更新

練習マットの使い方は?

私の周りに「練習マットでは、ダフってもダフリのミスになりにくいから、いい練習にはならない」といいう者がいます。確かに多少ダフっても前に飛んでいくので、芝でダフった時とは感覚が違うと思いますが、私が行く練習場には練習マットしかありません。塾長がすすめるマット上の練習法を教えてください

(兵庫県・45歳)


ティアップした球を打て

私はマットの上で打たない。ラバーティの上のボールを打つ。

サンドウェッジからドライバー迄、ティ上のボールを打つ。左肩から左のつま先迄を固めておかぬと、ラバーティのボールをサンドウェッジで打つは難しい。左サイドの崩れはティのボールが打てない原因となる。

貴兄はティのボールを打て。スウィング型は短期の内に単純化して行くだろう。単純化させるはスウィングの進化である。進化のスウィングが実戦で生きて来る。

私はマットのボールを打たない。



塾長の師とは?

私は上司でありHC3のシングルプレーヤーにゴルフを教えてもらっています。おかげで、ゴルフを始めて2年ですが80台でラウンドできるようになりました。塾長のゴルフの師匠は誰ですか?心の師匠、人生の師匠でも結構ですので教えてください。

(長野県・39歳)


不肖の弟子でした

ゴルフの心の師と問われれば返答に困る。私のゴルフ(ごころ)は私流心なのです。

私流ゆえに成功もなかったプロとゆう事は出来る。私が心、時に頑固、時に心の軸なき姿勢、時に迷妄であった。52歳になりて我が心の未熟さがよく分かる様になって来た。

金子光雄プロ、小針春芳プロ、宮本留吉プロ、橘田規プロを師と仰いでは来たが、師の心を学ぶだけの器量が我が身になかった。

不肖の弟子だったと思う。我が心、どこから眺めても我流でした。師の心を理解し得ない馬鹿ったれだった。

人生の師は出合う総ての方を師と思っている。貴兄はハンディ3の師を大切にせよ。ただ、それだけを切に願う。

寒き日々、ご自愛あれ。


この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
back No.262 グリップの変え方 (9/23)
目次
No.264 根気が必要な年齢 (10/8) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退後、ゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
このページのトップに戻る top