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高名な建築家の手によるハウスだが、レイアウトは意外とシンプル。
それは、広大なゴルフコースの中にある
建物という位置づけを重視しているからだ。
クラブハウスに拘りを持ち過ぎると、とかくゴルフ場らしからぬ雰囲気や使い勝手の悪さが前面に出てしまうことがある。やはり、ゴルフ場施設であることを前提に存在意味を考えることが正統だろう。その点、このハウスの設計コンセプトははっきりとしている。
雄大なフィールドで楽しむスポーツとして、クラブハウスも開放感が必要。また、スタート前、昼食休憩、ホールアウト後と、ハウスに滞在するいずれのシーンでも、自然と間近に接している感覚を持ってもらう。そのために、レストランだけでなく、1階と2階にラウンジを2つ、いずれもコースを絵画のように楽しめる位置に配している。
「オープンして20年が経ち、運営スタイルには多少変化がありますが、倶楽部のイメージを大切に、またハウスの設計コンセプトを活かせるようにと、営業案内などの貼り紙などは極力していません。余計なものを置かずに、ハウスにいる時にはお客様がゆったり寛げるように配慮しています」(取締役支配人・岸芳氏)
表玄関からロビー、1階ラウンジまでは吹き抜けの大きな空間が広がり、開放感はバツグン。もちろん、正面にコースが見える。ロッカー・浴室は男女で左右に分かれ、レストランはロビーから階段を数段上がったところにあり、動線もシンプルだ。
浴室には男女とも脱衣室がなく、ロッカー室から直接浴場に行く構造だが、途中に洗面コーナーがあり、女性施設は6つにセパレートされている。
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