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山陽ゴルフ倶楽部(岡山県) ゴルフ場情報
1/24 更新<ゴルフ場セミナー転載企画>
時間を忘れるようなゆとりある空間がコンセプト
山陽ゴルフ倶楽部(岡山県) クラブハウス外観

所在地/岡山県赤磐市平山
開場/昭和56年11月
ハウス設計/(株)建築事務所
リニューアル設計/(株)熊谷組
ハウス施工/(株)冨士工
延べ床面積/7225平方メートル(旧ホテル含む)
構造/鉄筋コンクリート

かつて格調を重んじたハウスは
あえて外光を遮ったケースが多かった。
しかし、現在は明るさや
解放感が求められる。
そこで、落ち着いた雰囲気を損なわずに
光を取り入れ、さらに機能性も高めるリニューアルを行った。

「浴室やトイレなど水回りの老朽化が進み、2004年に改修せざるを得なくなったので、それを機に、これまで薄暗かったクラブハウス内部を明るくしようということで、いくつか手を入れたのです。ただし、時間を忘れるようなゆとりある空間という、このハウスのコンセプトは維持しています」(支配人・冨原和豊氏)
 表玄関を入ると、右脇に小ぶりのフロントがあるが、何と言っても、目立つのが正面のオーバーブリッジのある空間とシャンデリアだ。しかし、この特徴的なシャンデリアはリニューアルの際に設置したものだという。

「クラブハウスに入ってすぐなのに、以前はダウンライトしかなく、かなり薄暗かったのです。雰囲気を壊さずに明かりをということで、シャンデリアになりました。また、フロント前の天井クロスを白いものに替えたり、レストランの採光部分を広げたりしました」
と、冨原支配人は語る。初めて訪れた人は「その広さと内壁のレンガタイルによる重厚感に驚く」というが、構造的にも特徴がある。表玄関からフロント、ロビー、そしてレストランは同じレベルのフロアだが、2部屋に分かれたような形のラウンジとスタートテラスは半地下、VIPルームやメンバーズルームは中2階となっている。あえて多くの階段がある構造、そのものが変化に富んだデザインとなっている。ただし、VIPルーム等が離れているだけで、一般の来場者にとっての動線は分かりやすい。

 中2階に配置されたVIPルームやメンバーズルームも、十分な広さがある。特に浴室やロッカーまで備えたVIPルームは、1日をゆっくり過ごすための配慮がなされ、このクラブハウスの象徴的な存在でもある。昨今では、さすがに利用頻度は高くないが、直接コース側にも出ることができ、営業戦略においても十分に利用できるレイアウトである。

フロント・ロビー ラウンジ
空間の造形に驚かされるロビー 半地下にあるラウンジ
レストラン 浴室
レストラン。18卓 男女ともオーソドックスな浴室
女性脱衣室 VIPルーム
女性の脱衣室には独立した洗面スペースがある 広々としたVIPルーム



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クラブハウス探訪バックナンバー
ここに紹介するクラブハウスはゴルフ場の運営に携わる専門家向けに発行されている「ゴルフ場セミナー」誌のカラー連載、「クラブハウス探訪」からの転載です。

 新設ゴルフ場のクラブハウスの新しい傾向や既設ゴルフ場での改造、改築のコンセプトなどやや専門的な見地から紹介しています。クラブハウスを建築するにあたって、ゴルフ場側はどのような工夫をしているのか、利用者側でなく提供する側からみた新しいハウスはゴルフ場毎の特徴が出ていて興味深いものがあります。

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