タイガーに続きアニカとプレーヤーに大統領自由勲章
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/3/31号
2020/4/01更新

タイガーに続きアニカとプレーヤーに
大統領自由勲章

 昨年のタイガー・ウッズに続き、今年はアニカ・ソレンスタムとゲーリー・プレーヤーに大統領自由勲章が授与される。

 大統領自由勲章とはアメリカの民間人が受けることができる最高の栄誉。合衆国の安全保障または国益、世界平和、あるいは文化的な分野において、多大な努力と貢献が認められた人物を大統領自らが表彰するというもの。

 昨年は、マスターズで復活優勝を飾ったタイガーがホワイトハウスのローズガーデンでトランプ大統領から勲章を授かった。ゴルフ界からはアーノルド・パーマー、ジャック・ニクラス、チャーリー・シフォードが受勲。タイガーが4人目でアニカとプレーヤーが5人目、6人目のゴルファーとなる。

 女子プロ史上最強とうたわれるアニカはメジャー10勝を含む歴代3位の通算72勝を挙げロレックスワールドランキング(女子の世界ランク)の初代ナンバー1。ジュニア育成に力を入れており、スウェーデン出身だがアメリカ人男性と結婚し米国に帰化。帰化者&女子プロ初の表彰となる。

 一方、プレーヤーはパーマー、ニクラスと並ぶビッグ3の一角。世界165勝を誇る正真正銘のレジェンドだ。レギュラーツアーとシニアツアー両方でグランドスラムを達成しているのは彼だけ。84歳になったいまも世界中を飛び回り、ゴルフの親善大使としてチャリティ活動に勤しみ、恵まれない子どもたちの支援を続けている。母国南アフリカの自宅には私設の学校を併設。アメリカの自宅はフロリダのジュピターにありタイガーとご近所さんだ。

 授与式が行われるのは3月23日。今年もホワイトハウスの中庭でトランプ大統領自ら2人に勲章をかける予定。昨年はタイガーが「頂点のときもどん底のときも支え続けてくれた皆さんに感謝します。マスターズでの復活優勝はゴルフ人生のハイライト」とスピーチした。今年の表彰式ではどんな名言が飛び出すのだろうか?

  
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