以前、小欄で紹介した99歳の“エース・マシーン"が、今度は100歳で15回目のホールインワンを達成したとの報がアメリカからもたされた。
ミラクル劇の主人公はH・B・“ブーツ"クラウンツさん。トランプ大統領から100歳の誕生日カードを受け取った直後のエースでもあり、地元紙に大きく取り上げられた。
エースを達成したのはブーツさんのメンバーコース、アリゾナ州セドナにあるキャニオン・メサCC。全米でトップ19位の名門ショートコースだ。 「7番ホール(80ヤード)、7番アイアンのパンチショットで少しオーバーめだったのがバックスピンしカップインしました」と報告してくれたのは、同倶楽部の日本人会員、中西清三、苑子夫妻。清三さんは日本の自動車部品販売会社でフェニックスに業務駐在し、7年前に引退。セドナ市に住み、同倶楽部に入会した。ブーツさんと毎朝、ハウスでカードをし、暖かくなってからラウンドというのが日課だという。
「101歳になったらブーツさんの運転免許書が失効するので、私がアッシー君になります」と清三さんは笑う。
ブーツさんはオクラホマ州で生まれ、銀行に勤務後、各種保険を46年間販売。妻は結婚53年で死去。スポーツは万能、テニスは75歳で優勝経験あり。同倶楽部には20年前に入会。今はゴルフが生きがいで、長生きの秘訣はゴルフにあると公言している。小さい頃からポークが好物で、野菜は大嫌いという。
「非常に謙虚で常に感謝の気持ちを忘れない敬虔なカトリクのクリスチャン。ブーツさんと一緒だと心が洗われます」(清三さん)
ゴルフがとりもつクラブライフがそこにはあった。
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