河本結米デビュー!いきなりの活躍と洗礼
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/2/18号
2020/2/07更新

河本結米デビュー!
いきなりの活躍と洗礼

 河本結がゲインブリッジLPGAで米女子ツアーデビュー。いきなりトップ10入りと上々のスタートを切った。

 日没サスペンデッドとなった大会初日、河本が暫定2位タイの好発進を切ると、米メディアも「トップに立ったジェシカ・コルダの『66』は折り込み済み。それ以上にすごかったのがルーキーのカワモトの鮮烈なデビューだ」と賞賛した。

 ゴルフウィークのネット版では河本が畑岡奈紗と同じ21歳で昨年の最終予選会9位の資格でLPGAツアーに参戦するルーキーであること、日本で2勝を挙げ昨年はそれ以外にトップ10入り10回、世界ランク最高が50位だと伝え「まだ実力の差はありますけれど、尊敬する畑岡さんと同じ舞台で戦えるのがとてもうれしい」という本人の肉声も。

 さらに名前の“ユイ"は日本語で「結ぶ」という意味で、中学時代から髪をリボンで結び、現在は契約先の化粧品メーカー、コーセーのロゴがリボンにプリントされているというかなりコアな情報まで報道。

 五輪出場権争いは畑岡や渋野日向子がリードしているが「厳しいけれど目標はオリンピックです」と出場に意欲があることも伝えた。

 結果は8位タイ。「夢だったこの世界の舞台でプレーできていること、素直に嬉しかった」という一方で、LPGAの洗礼も。最終日のホールアウト後、プレーのペースが遅かったとして5000ドル(約55万円)の罰金を科せられたのだ。それについて本人がインスタグラムでコメント。「タイムオーバーで2ホール分のペナルティ。非常にお高いレッスン料でした(笑)」

「ペナルティがストロークじゃないことが不幸中の幸い。その分は成績で取り返したいと思います」とあくまでも前向き。海外のメディアが「怖いもの知らず」と称したとおりの切り替えの早さだ。今回の獲得賞金は500万円。これからいくら稼ぐ?

  
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