1月26日は「オーストラリアの日」。豪州プロが世界で躍動
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/2/18号
2020/2/07更新

1月26日は「オーストラリアの日」。
豪州プロが世界で躍動

 以前、小欄でもお伝えしたオーストラリアの山火事では、すでに日本の約半分の面積が焼失。それに心を痛めるオージープロたちが世界各地で奮闘している。

 先の1月26日は「オーストラリアの日」という記念日だった。222年前、イギリスの艦隊が移民を乗せオーストラリアにたどり着いたとされる日だ。その26日に米ツアーのファーマーズインシュランスで、オーストラリアのベテラン、マーク・レイシュマン(36)が優勝。その数時間前、欧州ツアーのオメガデザートクラシックでは同じくオーストラリアのルーカス・ハーバート(24)が欧州ツアー初優勝を飾っている。

 先月のソニーオープンに優勝したキャメロン・スミスと合わせ、3週間で3人のオーストラリアのプロが勝利を飾ったことになる。

 ドバイの試合でハーバートは、トップと6打差で迎えた最終日、18番でバーディパットを決めて、プレーオフへ。強風と雨のなか、プレーオフの1番ホールでは池ポチャからのスーパーパーセーブ。2ホール目のバーディで劇的勝利を収めた。

「プレーオフの1番ホール?消火のために戦っている消防士やボランティアと比べれば大したことじゃないよ。いまは、ありったけの愛情をオーストラリアに送りたい」とハーバート。

 プレイステーション好きというハーバートは、アマ時代の2013年のオーストラリアンツアーの試合で2位タイになるなど、期待されていた若手。欧州ツアーでも優勝争いにからんだり上位に食い込んだりすることは少なからずあったが、優勝には手が届いていなかった。しかし、188センチの長身で、今季の平均飛距離は317ヤード。今後“大化け"する可能性があるプレーヤーといえるだろう。

  
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