謙虚な感じ?米ゴルファーイメージ調査。あの日本メーカーの印象がイイ!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2019/04/16号
2019/04/11更新

謙虚な感じ?米ゴルファーイメージ調査。
あの日本メーカーの印象がイイ!

 米ゴルフサイトが行ったゴルフブランドのイメージ調査で、とある日本のメーカーの評判が意外なほど(?)高評価を得た。

イメージいいみたい!

 月に60万人近い人が閲覧するウェブサイトが、約9000人にアンケート調査を実施し、さまざまな項目についてゴルフブランドの評価を行ったのだが、日本の「ミズノ」がとくにいいイメージを持たれていることがわかった。調査では、性能や品質、革新性、生産技術、謙虚さなど9項目の好印象に関する質問と、過大評価や誇大広告、不誠実さ、模倣性、製品の粗悪さなどの悪印象についての評価9項目、計18項目の質問をしている。

 トータルで好印象を持つブランドでは、ミズノは、ピン(22・43%)、キャロウェイ( 15 ・58%)、タイトリスト(14・99 %)についで14・52%で4位となっている。つまり、米ゴルファーたちの評価では、テーラーメイドの8・72%やPXGの6・2%を上回っていることになる。ちなみにスリクソンは3・26%、ブリヂストンは1・66%で、知名度自体がまだまだといった印象。

 ミズノの場合、なかでも「品質とブランドの謙虚さ」という項目では、全メーカー中トップの評価を受けている。逆にトータルな悪評価では、ミズノは11ブランド中もっとも少ない1・04%。

 通常、ブランドの“好き嫌い"は分かれるところだが、ミズノは全体的に好印象なうえ、悪印象を持つ“アンチ派"がほとんどいないということになる。

 もっとも、よく知られたブランドについてはその評価も厳しくなるし、ブランドイメージということで、ゴルフボールやバッグの“格好良さ"なども含まれるので、この評価が即、クラブの良し悪しにつながるというわけではない。また、この調査に答えたプレーヤーの大半がハンディキャップ6~15のゴルファーなので、ここでの評価が誰にでも当てはまるというわけではないが……。

 とはいえ、これだけの好イメージ。欧米での販売にさらに力を入れても良さそうな結果だが、さて……?

  
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