P・ケーシー連覇達成。今季は40代選手が熱いぞ!
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2019/04/16号
2019/04/11更新

P・ケーシー連覇達成。
今季は40代選手が熱いぞ!

 米男子ツアーのバルスパー選手権でポール・ケーシーが連覇を達成。今季は40代の選手の活躍が続く。

 ダスティン・ジョンソンと最終日最終組を回り、逃げ切ったケーシーは「コースがすごく難しかったからミスもしたけれど、それは皆も同じ。いいゴルフで勝ち切れて本当にうれしい」。

 昨年は、じつに9年ぶりに今大会で勝星を挙げ「まるで初優勝のような気分だった」と言うが、勝ち出したら勝つものである。それはマット・クーチャーも然り。11月のマヤコバクラシックで5年ぶりに勝利を収めたと思ったら、2カ月後、ソニーオープンで早くもシーズン2勝目。

 AT&TペブルビーチプロアマではケーシーとV争いを演じたフィル・ミケルソンが逆転優勝を飾った。参考までにミケルソン48歳、ケーシー41歳、クーチャー40歳である。“第5のメジャー"プレーヤーズ選手権でも5月で49歳になるジム・フューリックが大活躍。一時単独トップに立ち、最後はローリー・マキロイに再逆転され単独2位に終わったが存在感を見せつけた。

 タイガー・ウッズも43歳。ツアーには“30代最強説"があるが、これだけベテラン勢が実力を発揮すると40代にもまだまだメジャー勝利の可能性を期待せずにはいられない。

 世界ランク1位のジョンソンもバルスパーの最終日は「決して悪いプレーではなかった」と言いながら、バーディを1つも奪えず6位タイに後退。たとえショートゲームの上手い飛ばし屋でも、難コースになればなるほど飛ばないベテランにスコアメークで負けることがある。来たるべきメジャーシーズン、40代から目が離せない。

 余談だが、バルスパーではキャディが着用するベスト(ビブ)に選手が好きな文言を入れられる。前年王者のケーシーが選んだのは『ザ・チャンプ』。「来年もこれが使える」と41歳は胸を張った。

  
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