ファインダーのぞいてびっくりの距離計登場
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2018/07/03号
2018/07/06更新

ファインダーのぞいてびっくりの
距離計登場

  神奈川県の「県民ゴルフデー」の受付が始まっている。有名コースをプレーできるチャンスだ。

ガーミンの「アプローチ Z80」を覗くと画面はこんな感じ

 ゴルフに使う距離計といえば、レーザー式とGPS式が主流だが、その2つを兼ね備えた距離計が登場した。ガーミンジャパンから5月31日に発売になった「アプローチ Z80」だ。

 見た目は、よくあるレーザー距離計、しかしファインダーを覗くと、画面左端にコースマップが表示される。マップでは池やバンカーまでの距離がわかり、画面下には、グリーンまでの距離がエッジ、センター、奥の3カ所表示される。これらはいずれもGPS式で計測された距離だ。これに加えて、ピンまでの距離をレーザー式で測定できる。

 コースマップは、全世界で約4万1000コースを収録しており、気になる電池の持ちは約15時間。

 これまで、GPS式はピンまでの距離の精度の低さ、レーザー式は目標にレーザーを当てないと測定できないなど、それぞれに一長一短があったが、そうした弱点を補う意味でも活躍してくれそうだ。

 同じ時期、ニコンからもレーザー距離計「クールショット プロスタビライズド」が発売になった。こちらは以前から定評のあった手ブレ防止機能を搭載し、約170gと軽量になったモデルで、高低差表示機能をオフにすると、外からでもわかるようになった。

 これは、来年から施行されるゴルフルールの大幅改正によって、距離測定機能のみの使用がルール上、認められるようになることに対応したものだ。今まで以上に距離計のニーズが高まるかも?

 
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