国内女子で来季導入のリランキングってなに?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2018/01/02号
2017/12/28更新

国内女子で来季導入の
リランキングってなに?

 国内女子ツアーで、来季から導入される「リランキング制度」の詳細が発表された。

 トーナメントには出場カテゴリーがあり、シード選手は優先して出場できる。しかし、シード選手だけではすべての出場枠は埋まらず、カテゴリー上位の選手から出場枠が振り当てられる仕組みだ。国内女子ツアーの場合、大まかにいうとシード選手は50人。これに賞金シード次点の5人、ステップアップツアーの賞金ランク1位が加わり、その次にQTランキングの上位者に出場枠が回ってくる。今季までは、年間を通して、その出場優先順位は変わらなかったのだが、来季からはシーズンの途中で、その時点での獲得賞金額によって優先順位の見直しが行われるのだ。

 リランキングの対象はシード選手以外のプレーヤーで、賞金シード次点の5人とステップアップツアーの賞金ランク1位の6人も対象となる。来季はシーズン中に2回行われる。1回目は6月末のアース・モンダミンカップ終了時点で、翌々週のニッポンハムレディスからリランキングされた順位が適用される。2回目は9月のミヤギテレビ杯ダンロップの終了時点で、日本女子オープンを挟んで、翌週のスタンレーレディスから再度リランキングされた順位が適用される。

 この制度は「選手間の競争を高め、ツアー強化を図る」ことを目的としているが、そのシーズンに調子がいい選手の出場機会が広がることで、ツアーの盛り上がりに貢献することは間違いない。

 
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