JGAの五輪強化、3億円寄付作戦はうまくいくか?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2017/10/17号
2017/10/10更新

JGAの五輪強化
3億円寄付作戦はうまくいくか?

 2020年の東京五輪の選手強化のため、JGA(日本ゴルフ協会)が特定寄付金の募集を始めた。

 募集期間は20年3月31日までで、募集総額は3億円。募集対象は選手強化プログラムの構築で、五輪選手の強化、ルーキープロの強化、ナショナルチームの強化、有望選手の発掘、国際競技派遣や強化合宿実施、指導者育成強化プログラムなど。

 寄付金は1万円からで、10万円、100万円、500万円のランクがあって、それぞれに"お礼"が用意されている。例えば1万円ならJGAホームページに寄付者の名前を記載。ゴルフチームサポーターバッジ1個を進呈。500万円なら日本オープンなどJGAが主催する大会の招待状などなど。

 希望者は申し込み用紙に記入し、指定の口座に振り込む、いわば"昔流"のやり方。最近は、ツアー参加の費用やゴルフ場のイベント開催にも、クラウドファンディング(インターネット上の寄付システム)が活用されているが「そのほうが効果的なのは理解していて、検討しております」(JGA理事・塩田良氏)とのこと。今後展開があるかもしれない。

 
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