違反したら罰金11万!米女子ツアー超ミニスカNG令
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2017/08/08号
2017/08/07更新

違反したら罰金11万!
米女子ツアー超ミニスカNG令

 米女子ツアー(以下LPGA)がドレスコードの厳格化を打ち出した。ただでさえ人気低迷が懸念されるLPGAが"お色気路線禁止"の方針を打ち出したことで、今後を憂う声が聞こえてくる。

 LPGAが7月2日付で選手に一斉送信したメールのなかに、今後選手が遵守すべきドレスコードの詳細が記されていた。

 中身の抜粋は以下のとおり。襟なしのトップスは原則OKだが、襟ぐりが大きく開いたものはNG。レギンスはショートパンツやスカートの下に履くのはOK。ただし単体での着用はNG。ジョギングスタイルやトレーニングウェア、ジーンズは選手以外(報道陣や関係者)もロープ内では禁止。

 そしてもっとも注目すべきは スカート丈に関する規定だ。立っても屈んでもボトムエリアが隠れていなければならない。つまりパンチラすれすれのミニスカートは禁止ということ。ちなみにアンダースコートを履いてもNGだという。

 この規約に照らすと、日韓で人気のアン・シネのスカート丈はアウト。これまで「まるで水着のよう」と一部で批判されたミッシェル・ウィも露出度の高いウェアは着られなくなる。

 LPGAとしては、見かけに頼らずプレーで勝負しろという意図があるようだが「女子ならではの華やかなウェアも魅力のひとつ。厳格化は時代に逆行するのでは?」というファンの声も。

 規約の施行は7月17日。違反した場合は罰金1000ドル(約11万円)が科され、2回目以降は罰金が倍になる。

 古くはローラ・ボーから最近のアン・シネまで、洋の東西を問わず、時代を超えて世の男性が熱視線を送るのはセクシーな女子プロたち。でもそれをいうと昨今はセクハラ、女性蔑視と取られかねない。

 「プロゴルファーのイメージを損ねないスタイルの維持」をLPGAは主張するが、少なくともドレスコードの厳格化が人気回復につながるとは思えない気が……。さて皆さんはどう思いますか?

 
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