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週刊ゴルフダイジェスト 2016/05/03号

2016/05/12更新

新機軸！？男子の試合なのに
プロアマは女子選手と

　今週開催の国内男子ツアー、パナソニックオープンは近接する＂姉妹コース＂で女子のステップアップツアー戦を併催するという、これまでにない新機軸を採用。さらに大会を盛り上げようと、あの手この手の企画が盛り込まれるようだ。

やっぱり、女子と回りたい!?　ステップ出場の山村彩恵（左）と藤崎莉歩（右）

　男子ツアーは先週、＂青木功（会長）体制＂がスタート。さっそく、プロアマ戦のプロの使用ティを一部ホールでアマチュアと同じティに移し、交流の機会を増やすなど、新しい試みに着手した。そうしたなか、今週のパナソニックオープンは女子２部ツアーの併催で注目を集めている。

　この両大会だが、男子は21日～24日、千葉ＣＣの梅郷コースで、一方の女子は20日～22日、同じく千葉ＣＣの野田コースで開催される。道路事情によるが、15分ほどで移動できる距離なので、一日で両ツアー観戦は楽にできる。

　しかし、その場合は男子の観戦が先になる。というのも、女子のチケット販売はなく、入場には男子チケットの半券の提示が必要だからだ。あくまでも、主役は男子ツアー。ただし、会場間はシャトルバスが運行しているので、気軽に往復観戦することができる。

　プロアマ戦も新趣向。火曜日（19日）に実施され、女子の大会の出場選手も含めた女子プロが参加する。運営の詳細は不明だが、招待されたアマチュアにとってはこれまでにない魅力だろう。

　さらに「たとえば、女子の優勝者をテレビ中継や表彰式のゲストに招く、といった構想もあります」（大会運営関係者）　

　テレビ中継といえば、先週に続いて石川遼のゲスト解説が予定されている。

　主役の男子プロには、こうした話題づくりに負けない面白い熱戦を期待したい。