「五輪に出たい」「あと3勝なら」どうなる?イ・ボミの“皮算用”
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/04/05号
2016/03/29更新

「五輪に出たい」「あと3勝なら」
どうなる?イ・ボミの“皮算用”

 開幕2戦目にして早くも1勝を挙げたイ・ボミ。今季の目標を「オリンピック出場」と明言しているが、果たして可能性はあるのか。

 優勝後のインタビューで「(五輪出場選手が決まる)7月までに3勝できればチャンスはあるかなと思うので、頑張ります」と語ったボミ。

 ゴルフの場合、五輪に出場できるのはロレックスランキング(世界ランク)に基づくオリンピックランク上位60人。基本枠は各国2人だが、ランキング15位以内に2人以上いる国には、最大4人までの出場権が与えられる。

 ボミはプロギア優勝でランキングが16位となった。しかし、韓国は層が厚く、ボミよりも上位の選手は7人もいる(3月18日現在)。現時点でボミが代表になるには、韓国人で4番目のキム・セヨンを抜く必要があるのだが、ポイントはセヨンが5・32でボミが3・91とその差は「1・41」。これを残り4カ月でどこまで縮められるかなのだが、道は厳しい。

 「ロレックスワールドランキングのポイントの算出方法は、過去2年間に獲得したポイントを、出場試合数で割り算する平均点方式であるため、イ・ボミ選手のように、この2年間の成績が良い選手は大幅にポイントが上がりづらい」(関係者)

 実際、プロギアでプレーオフを争った柏原明日架が62ランクもジャンプアップをしたのに、ボミはわずか2ランクアップ。上位陣の大幅な順位変動幅がいかに少ないかが分る。試合で得られるポイントは出場選手の顔ぶれによって高低をつけられる。これまでの実績では、日本の試合より米女子ツアーのほうが4倍近くも多く、メジャーで好成績を挙げるとさらに高いポイントがつく。

 本人もいう通り、五輪出場選手が決まる7月11日の前に3つある海外メジャーで優勝もしくは上位に入り、日本で複数回の優勝がボミが韓国代表の座を射止めるための必要条件になるだろう。ボミは海外メジャー初戦となる3月31日からの「ANAインスピレーション」に出場し、望みをつなぐ。

 
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