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週刊ゴルフダイジェスト 2016/02/16号

2016/02/09更新

激太り、減量、離婚……
Ｊ・ダフナーの＂劇的＂ビフォーアフター

　ジェイソン・ダフナーがキャリアビルダーチャレンジで、米ツアー４勝目を挙げた。２０１３年夏の全米プロに優勝した時には、このまま一気にスターダムか……とも思われたが、首のケガなどもあり２年半も勝てなかった。

　ただ、それほど勝利から遠ざかっていたのかと意外に思うほど話題は豊富だった。

　まずは、彼の名前を取った＂ダフナリング＂が有名になった。全米プロ後にチャリティで訪れた学校で、ボーッとしている写真がネットで公開されると、「まるでゆるキャラ！」と話題に。ローリー・マキロイやルーク・ドナルドが次々真似て、その姿をネットにアップしたほどだ。

　その後、体調不良もあり、14年の終わりごろからグルテンフリーダイエット（タンパク質の一種であるグルテン摂取を制限するダイエット）を始めて、10数キロもの減量に成功。トレードマークだったクルクルヘアもカットし、その＂ビフォーアフター＂ぶりがまたまた話題に。

　さらに、減量と時同じくして夫婦仲が悪くなり、昨春に離婚。結婚期間は３年ほどのスピード離婚だったが、離婚後には夫人がタイガー・ウッズと浮気をしていたのではないかとの報道も浮上。これはウワサだったようだが、またもプレー以外で話題になってしまった。

　「けがやプライベートなことでいろいろあったけれど、自分には素晴らしいプレーができると信じていた。自分がすごい選手であるという自信を取り戻そうと、きつい練習をしてきた」と本人。それが今回結果を結んだ形だ。

　もろもろ＂憂い＂のなくなった今年のダフナー、活躍ぶりに要注目だ。