アメリカがライダー杯に、ビッグな副主将をぞくぞく選抜
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/01/19号
2016/01/12更新

アメリカがライダー杯に
ビッグな副主将をぞくぞく選抜

 アメリカのゴルフ界が2016年にかける思いは強い。低迷しているゴルフ界にとって、オリンピックが起爆剤になり、4年ぶりにアメリカで開催されるライダーカップで、ゴルフがさらに注目されると期待されるからだ。

 それだけに欧州チームに"負けられない戦い"を託された、アメリカチームのキャプテン、デービス・ラブⅢは、なんと副キャプテンを5名にすると発表したのだ。タイガーウッズが副主将に選ばれそうだということは、以前にも伝えたが、これを正式に公表。その際、ジム・フューリックとスティーブ・ストリッカーを、先に発表していたトム・レーマンに加え、さらに今後もう一名を指名するとしたのだ。「レーマン、フューリック、ストリッカー、タイガーの4人を合計すると、50年分のライダーカップとプレジデンツカップの経験を積んでおり、その経験が生かされることになる。この4人を副主将に迎えたことは、2016年のアメリカチームを勝利に導くための大きな一歩だ。(選手を選ぶうえでも)彼らは私の目と耳になってくれるはず」とラブは語っている。

 ミネソタ州のヘーゼルティンGCで開催される今年のライダーカップに、コースを良く知る同州出身のレーマンが最初に選ばれたのは当然として、あとはタイガーだけだと予想されていたが、そのタイガーが故障のため、いつ試合に復帰できるかわからなくなってしまい、現役の実績のある副主将を加える必要があったのだろう。ラブが主将だった2012年を含めて、2010年以来3試合連続で、カップを欧州チームに持って行かれ、ラブとしてはまさに背水の陣。「カップを取り戻すために、私にできることはなんでもする」とはタイガーの言葉だが、ラブとしても、なりふりをかまっていられずなんでもするということなのだろう。

 
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