リハビリはまだ「歩くだけ」。パパ・タイガーは子のことで頭がいっぱい
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/12/29号
2015/12/22更新

リハビリはまだ「歩くだけ」。
パパ・タイガーは子のことで頭がいっぱい

 タイガー・ウッズの手術からの回復は、予想されていたより遅く選手生命を危ぶむ声まで上がってきた。そんななか、米タイム誌がタイガーのインタビュー記事を掲載。タイガーにしては珍しくプライベートなことまで語っている。

最近はパパとしての顔が目立つ

 まず、リハビリについては、「1日10分間ほど浜辺を歩くだけ。あとは、家に戻ってソファかベッドに横になっている」とか。常に目標を立て、それに向かって努力を惜しまなかったタイガーが、いまは"何もしない"ことが目標だと語るのだ。実は、自宅でクラブを握ったら"悲劇"に見舞われたのだという。バンカー越えのロブショットを打った瞬間に猛烈な痛みが走り、そのまま地面に倒れこんでしまった。携帯電話も手に取れず、助けを呼ぶことができずに倒れ込んだままでいるところに娘が来て、ようやく助かったのだとか。

 再びプレーができなくなる可能性についても、何ともいえないとしたうえで、「もっとも重要なのは、子どもたちとの人生があるということだ。それは、ゴルフより重要なことで、それに気がついたんだ」と語っている。

 別れた妻とも、いまや「最高の友人」として、よく電話で話し合っているとか。スキー選手のリンゼイ・ボンと5月に別れたのも、「2人の子どもがいることから、トーナメント以外、家を離れられず、一緒に過ごすことができなかった」

 例のスキャンダルについては、「子どもたちがインターネットや誰かから聞かされる前に、(妻と別れたのは)自分がミステークを犯したのが原因だと話している」とか。

 いまのタイガーの関心は子どもたちに向けられており、ゴルフに対する気力が薄れている。このまま引退なんてこともあるのだろうか……。

 
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