イ・ボミも圏外!リオ五輪代表を巡る争いがアツイ
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2015/9/1号
2015/8/25更新

イ・ボミも圏外!
リオ五輪代表を巡る争いがアツイ

 リオ五輪の出場枠を巡っての"ブーイング"がまたも話題になっている。

 世界ランク首位で、オリンピックランクでももちろん1位のパク・インビ(韓国)の発言がそれ。「世界ランク50位までに入っている選手は出場できるようにすべきだ」とコメントしたのだ。

 現在、五輪での出場資格は男女とも各国2人でオリンピックランク60位まで。ただし世界ランク15位までに入っている選手なら各国最大4人まで出場可。ただ、開催国のブラジルや5大陸ごとに1人は出場枠が確保されていて、世界ランク300位台でも出場できる仕組み。

 出場枠については、五輪にゴルフが採用されると決まった当初、「世界ランク15位までに入っていれば各国何人でも出場可能」とされていたのだが、いつの間にか4人に制限されてしまった経緯がある。

 現在の世界ランクでは、女子は上位50位中韓国勢が20人と"最多勢力"。日本女子ツアーで賞金女王をひた走るイ・ボミさえ圏外。「私も出られない」と肩を落とすほどの熾烈な争いにある。

 一方で、五輪ランキング60位を見ると、男子はマーク・タロ(中国)、女子はビクトリア・ラブレディ(ブラジル)と、まったくの無名選手が圏内。トップ選手と渡り合えるとは到底思えないのだが……。

「矛盾が噴出していますが、ともかくリオでやってみて、その1年後にゴルフ存続も含め見直そうということ。チーム戦は不可欠、男女一体(ミックスダブルスなど)などの案が出てくるはずです」(前JOC委員・川田太三氏)

 各国出場者は来年7月11日に発表になる。

 
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