世論も逆風。ベ・サンムンついに帰国へ
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/8/18・25号
2015/8/17更新

世論も逆風。
ベ・サンムンついに帰国へ

 米ツアーで活動中のベ・サンムンが兵役のために韓国に帰国することになった。

 韓国では成人男子に約2年間の兵役の義務が課せられており、28歳前後が入隊のデッドラインとされるが、ベはその義務を果たせないまま29歳に。それでも外国で永住権を得て当該国に1年以上居住していれば"国外旅行許可"が下りて入隊時期の延長が可能になるため、2013年1月にアメリカ永住権を獲得したベは、国外旅行許可の3年延長を申請していたが、昨年末に韓国の兵務庁から却下。兵役法違反容疑で故郷・大邱(テグ)の南部警察署から告発されていた。ベは処分取り消しを求め行政訴訟を起こしたが棄却。「判決を尊重し受け入れます」とコメントを発表した。

 韓国の世論は「当然」との反応が多い。国内のネット調査では、49パーセントが「国民の義務を守れ」と回答。「韓国男子ならゴルフよりも国防義務を履行せよ」との声も。

 しかも、一部メディアの報道によると、もし検察が「公人でありながら兵役義務を軽んじる行為をし、社会に悪影響を与えた」と判断して起訴すれば、3年以下の懲役になる恐れもあるという。

 
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