全米女子OP最終予選、有名無名の顔ぶれのワケとは……
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/6/30号
2015/6/25更新

全米女子OP最終予選、
有名無名の顔ぶれのワケとは……

 今年の全米女子オープン最終予選は、6月15日(月)に有馬ロイヤルGCで行われたが、出場選手リストを見ると半分近くがアマチュアで、プロ選手でも、失礼ながら「誰?」という人も。いったい、なぜこんなにたくさん出るのだろう?

 エントリーした77名のうちアマが35人。参加資格は、プロ並び、アマの場合はJGA(日本ゴルフ協会)・USGA(全米ゴルフ協会)のハンディキャップインデックス2・4以下となっているから、条件を満たした選手は多い。

「それは昨年、予選を突破して本戦でも決勝に進んだ(68位)16歳の橋本千里選手の活躍が刺激になっているんでしょう。『私だってできるかもしれない』と思ったのでは」とは、同予選の仕組みを日本で実現させた川田太三氏。川田氏はUSGAの競技委員を現在も務め、男子の全米オープン予選会を日本でスタートさせた実績をもつ。

 確かに橋本さんの昨年までの戦績を見ると、ジュニアでの全国的大会優勝はなく、普通に強い"くらいのゴルファー。そのクラスのアマが「私も……」と思うのは理解できる。

 森田理香子、原江里菜らトッププロや勝みなみらトップアマと、無名の選手が交じり合うさまは、ある種、不思議な感じもするが……。

「それがまさにUSGAの狙いでしょう。オープン競技なので広く参加者を募って公平に戦わせ、隠れた才能、もしくは"シンデレラガール"を発掘すること。予選会の醍醐味でしょう」(前出・川田氏)

 出でよ、シンデレラ! というわけだ。

 
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