週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 6/25
2013/6/18更新

白がウリのドライバーに
黒色が登場

 ツアープロの活躍を背景に白いヘッドが高い人気を得ているテーラーメイドから「R1」ドライバーの黒バージョンが発表された。すでに数量限定で世界発売されている。


濃淡の異なる黒を組み合わせた

 R1は、今季すでに世界のツアーで16勝、国内男子ツアーでも開幕から4戦連続でモデル別使用率ナンバーワンと好調なテーラーメイドの最新モデル。今回発表となった黒は、現行モデルのデザインを引き継ぎつつも、白よりシャープな印象になっている。

 同社は、11年モデルのR11からすべてのウッド、ユーティリティのヘッドを白に変更。昨年発売された「ロケットボールズ」の大ヒットもあり、市場に完全に"白ヘッド"が定着している印象があるが、「過去3年間、当社はホワイトカラーのドライバーのみを開発してきたことから、一部からブラックのクラブを求めるご要望もいただいていました。今回発売する『R1ブラック』はそのようなゴルファーが、R1の革新的なテクノロジーを手にする機会につながるものと期待しています」(米国テーラーメイドCEOマーク・キング)と、これまで白ヘッドに興味のなかった層にもR1ドライバーを訴求していきたい意図があるようだ。

 ツアーではR1で初めて米ツアー優勝を決めた看板プロのダスティン・ジョンソンがすでにこの"黒ヘッド"を試しており、試合に投入する見込みだという。斬新な白ヘッドで一時代を築いた感のあるテーラーメイドだが、果たして黒の投入が吉と出るか。


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