週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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合格したてのルーキーなのに
なんですぐ試合に出られる？

ルーキー仲間、工藤（左）と香妻（右）

　ルーキーたちが女子ツアーに顔を出し始めた。ニトリレディスには、7月のプロテストトップ合格を果たしたオナリン・サタヤバンポットを筆頭に、6人の新人が出場した。

　ニトリでは豊永志帆が6位タイと大健闘したのをはじめ、堀奈津佳（32位タイ）斉藤愛璃（42位タイ）サタヤバンポット（49位タイ）とルーキー4人が予選を通過し、工藤遥加、香妻琴乃の2人が予選落ちした。

　ところで新人たちのツアー出場資格はどうなっているのか。サタヤバンポットは、トップ合格のご褒美としてシーズン終了までの試合にすべて出場できる。ほかのルーキーたちは主催者推薦に頼るか、下部ツアーのステップアップで優勝する以外に出場方法はない。ステップアップに勝てば、その翌々週からのツアー競技4試合の出場権を獲得できる。

　主催者推薦は新人の場合、2試合に制限されている。ただし、プロテスト前にQT2次を突破して、ツアープレーヤーとして単年登録している豊永、斉藤、川満陽香理、山下乃子、小林由枝の5人は8試合までの推薦を受けることができる。

　出場した試合で優勝すれば、翌週の試合から最終戦までの全試合と来年1年間の出場資格を獲得できるし、今年の残り試合で賞金ランク51位以内に入れば来年のシード権が獲得できる。

　もしどちらもダメなら、シーズン終了後のQTで頑張って来年の出場権を獲得することになる。プロテストに合格したとはいえ、本当の勝負はこれからなのだ。

　
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