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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/5号
2010/9/24更新

ドライバーが打てない
練習場が世田谷にあった


周囲が住宅街だけにインパクト音がよく響くそうだ

 高反発規制が実施されたのが2008年。その後、あまり話題にはならなくなったが、練習場にも“ルール不適合”のクラブがあった。ただし公式ではなく、あくまでも「独自ルール」に不適合のクラブだが……。

 東京・世田谷の練習場『都南ゴルフ倶楽部』では、ナイキSQ5900と5000、ミズノのJPX A25(通称ペンタゴン)が使用禁止になっている。これらに共通するのは、大きな打球音。

「大型ヘッドになって音も大きくなったが、それにしてもこれらはすごい。近隣からも若干苦情があったんです」
経営者の宇田川雅司さん自身もちょっと気になっていたので、練習場周辺を一回りして、音をチェックしてみた。そこでわかったことは、昼間でも響くのだから夜はもっと響くかもしれないということ。
「150メートルくらい離れても耳ざわり。高い音というよりも振動がすごい。これはちょっと、ということで機種限定で使用禁止にしました」(宇田川さん)

 打球音は人それぞれで、高い音、大きい音のほうが飛んだ気がしていいという人も少なくない。それを規制するのは勇気が要ったことだろうが、住民パワーを考えたらやむを得ないルールか。近所なのでよく行くというカメラマンの長浜治さんも「3階は屋上なので気持ちよく、気に入っているのですが、確かに音は響きますね」と言っていた。

 3階の打席に立つと、都立園芸高校の森に向かって打つ格好になるので気分もいいだけに残念だが、それにしても住宅街の練習場ならではの悩みだ。

 
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