> 雑誌・出版情報 > BACK 9 WEB
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 12/22号
2009/12/11 更新
シェイプアップすれば
いびきが治ってスコアもよくなる!


鼻腔を広げるシールでプレーしてみる?

 米国の医療機関が、「睡眠時無呼吸症候群を改善すれば、ハンディを最大3縮めることができる」と発表。無呼吸症候群といえばいびき。体をシャイプアップすれば、いびきもゴルフのスコアも改善されるというのだ。

 研究を行ったのはニュージャージー州モリスタウン記念病院の医師たち。睡眠時無呼吸症候群の24人のゴルファーを対象に調査を実施。被験者に、睡眠中に呼吸が楽にできる装置を数カ月装着してもらい、その間、ゴルフのスコアがどう変化するかを調べた。

 結果は24人の平均ハンディが12.1から11.0に減り、80台前半でラウンドするグループの平均は、9.2から6.3と驚異的に下がったという。

 しかし、睡眠改善だけで本当にスコアがアップするのか。日本いびき睡眠時無呼吸研究所の西村忠郎所長に聞いてみたところ、「眠りの深さの度合いが変われば、この結果は考えられることです」と言い切る。

「睡眠時無呼吸になると、脳に酸素が十分行き渡らず眠りが浅くなり、睡眠時間を多く取っていても、眠りが分断されて脳があまり眠っていないことが多いのです。そのため、昼間に眠くなり、集中力が低下しやすくなります。ゴルフの場合、昼食後は満腹感も相まって眠気により集中力が落ちやすくなります。だから、スコアを乱しても不思議ではありません」

 ではどうやって治せばいいのか。「太っている人であれば、まず減量することです。呼吸をするときの空気の通り道である咽頭が肥満により圧迫されて呼吸、とくに鼻呼吸がうまくできなくなり、呼吸に不利な口呼吸になるからです」(西村所長)

 せっせと練習する前に、減量がスコアアップの近道なのかも。

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です