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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/24号
2007/7/12更新
500万円超の高額会員募集増!
多様化する今どき会員権の中身

 法的手続きによって退会した会員の補充募集などを中心に、会員権の新規発行が順調に増える中、発行価格も徐々に上昇。遂に1000万円を超える例が登場した。今回1000万円超の価格設定で発行に踏み切ったのは西武グループ系の久邇CC。

 久邇CC(埼玉県)は昭和39年のオープンで、以前は個人・法人合わせて300ほどの会員がいたが、個人の会員権は譲渡不可。最後の募集も昭和50年代で、会員の高齢化が進んでいたこともあり、既存会員には一旦預託金を返還。新たに譲渡可能な会員権の募集を開始した。

 価格は個人正会員が一口1010万円で、内訳は入会金210万円に預託金800万円、法人が一口1220万円で入会金420万円に預託金800万円。現在募集中の第一期分は縁故募集で、西武グループの社員の紹介が条件だ。

 この他、グリッサンドGC(旧プリビレッジGC・千葉県)は、旧経営陣との訴訟が決着したことを機に、665万円(入会金315万円、預託金350万円)で100口の募集を開始している。

「ここ2~3年の募集は数10万円クラスが大半で、300万円前後が上限。500万円を超えてくるケースはほとんどなかった。相場は一昨年秋から昨年5月にかけて急騰した後、この1年、その水準でほぼ安定している。相場の安定が自信となって、周辺の優良コースの相場を参考に値付けをしているのでは」(ゴルフダイジェスト社会員権サービス部・田嶋一弘課長)。

 久邇CCの近隣にある飯能GCは名変料や入会預託金込みで約1400万円前後かかる。グリッサンドGCに近い成田GCは名変料込みで600万円~700万円前後だが、同じく近隣の総成CCは現在550万円で100口を募集中だ。

 現在、比較的高額の会員権相場を支えている層は、バブル期とは大きく様変わりしている。「バブル期は大企業が主な購入層だったが、今は中堅企業の経営者や医者、給料が高いサラリーマンなどの個人が中心。法人も老舗の大企業ではなくIT企業など新興企業が中心」(大塚ゴルフサービス・大塚重昭代表)。

 今回の募集で久邇CCの会員になった会社員A氏は、「実は親族が買ってくれたので、自分ではお金を出していない。ステータスも高いし、乗用カートも入ってクラブハウスも新しくなるという話だった。自分では買えなかったと思う」という。

「募集方法の多様化も最近の傾向」(大塚氏)で、預託金と入会金の抱き合わせ型もあれば預託金なしのプレー会員権もある。そこに譲渡可か不可かという要素が組み合わされる。抱き合わせ型の中にも、預託金と入会金がほぼ等分というものも増えてきている。

 西武グループ系のパブリックコースだったおおむらさきGC(埼玉県)は、パシフィックマネジメントに買収され、今回第一期の募集を開始した。預託金込みの500万円タイプは年会費は7万円だが、預託金なしで入会金50万円のタイプは年会費は36万円だ。

 アコーディアは「ゴルフをする人に買って欲しい」ため、価格を安く出来るプレー会員権のみだが、PGMは預託金・入会金抱き合わせ型。多様化するゴルフ会員権選び、自分に最も合ったタイプの賢い会員権選びを心がけたいものだ。

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