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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 12/26号
2006/12/12更新
PGA事件、長田前会長は
コースで謹慎していた

 長田力PGA(社団法人日本プロゴルフ協会)前会長の近況がほんの少しだけ見えてきた。有印私文書変造、同行使容疑で、石井秀夫前副会長(同容疑で公判中に威力業務妨害容疑で追起訴。現在、公判中で15日に結審の予定)、船渡川育宏理事と共に逮捕され、7月7日の処分保留で釈放。だが、その後もまったく姿を見せることなく「何の連絡もない」(松井功会長)という状態を貫いていた。

 この姿勢は、釈放後、すぐにPGAに乗り込み、釈明した船渡川とは対照的だったが、いずれも8月には会員資格の一時停止処分を受けるハメに陥っていた。

 だが、不起訴が決定した後、船渡川は協会側に謝罪して、11月6日に処分を解除された。

 これを受けて長田の弁護士とPGAの顧問弁護士が話し合い、11月27日の理事会で謝罪。この日のうちに処分解除が決まった。

 だが、この時も自ら事件を語ることはなく、今日に至っていたが、本誌の電話取材に、所属先のザ・クラシックCCで応対。

「まだ(石井の)裁判も終わっていないので(話をするには)時間をもらいたい」と、事件へのコメントこそ避けたが、肉声で近況を語った。

 初めて電話に出た事でもわかるように所属コースには≪出勤≫しているが、資格停止処分が生きている間は「ジーッとしてました」

 PGA理事会に対して「(自宅のある)九州で謹慎している」と、話していた通りの生活を送っていたことを口にした。とりあえず、プロとしての活動を始めたばかりとあって「今年いっぱいは何もしません」と長田。

 05年末に起きた有印私文書変造、同行使、理事の拉致・監禁という会長選挙を巡る一連の事件が、ゴルフ界全体に与えたダメージの大きさは計り知れない。

 これに対して松井功会長率いる現体制は、厳罰を持って対応し、さらに暴力団排除宣言までブチあげた。

 だが、その一方で、長田前体制色払拭に躍起になるあまり、処分保留で釈放された長田、船渡川へのPGAとしての処分を急ぎ、懲罰諮問委員会の決定を理事会で覆すなどしたやり方に非難も集まっている。

 さらに、シニアツアーに関しても、現状では試合数が増えておらず、日本プロシニアの冠スポンサー、コマツが下りたことで7450万円の協賛金が得られず、このままでは持ち出しを余儀なくされる。

 このように、松井体制は窮地に追い込まれているフシもあるが、石井の判決が下った後の長田発言からも目が離せない。

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