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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 10/25号
2005/10/20更新
サービスエリアから出入りできるスマートIC
渋滞に悩むゴルファーから大歓迎の声

 日本道路公団は今月から民営化され、株式会社として新たなスタートを切った。今後は料金の各種値下げを始め、様々なサービスの充実が期待される。その一つに、サービス&パーキングエリアに設置されるスマートIC(ETC専用)がある。ゴルファーにも利用価値のあるスマートICだが、その今後の見通しは?

 スマートICは、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)の裏手に設置されたETC専用のIC。

 現在は、利用度や効果のほどを調査する「社会実験」として、時限的に運用されている。全国で28のスマートICが設置されたが、先月までに8箇所の調査が終了。目下、20箇所で実施されている。

 9月に閉鎖されたうちの一つ、東北道の上河内SA(栃木県)の近くには、ロイヤルCCとイーストウッドCCの2コースがある。

 宇都宮ICから約20分のアクセス時間が、半分の10分に短縮されたロイヤルCCは、

「最初は、案外ご存じない方も多かったと思います。うちではハウス内にポスターを貼ったり、カウンターにチラシを置いたり、かなりPRに努めました。
利用された方は、もちろん皆さん喜んでました。ただし、今回は出口だけで、入り口がなかったので……。
早く、上下そろった恒常的なICとして再開してもらいたい」(石川修支配人)

 また、従来の約15分が5、6分にまで短縮されたイーストウッドCCの岡田好弘支配人は、

「概算ですが、9月だけでもお客様の車、7~800台は利用されていたと思います。私は、毎朝玄関前でお客様をお迎えし、ETC設置のお客様には、スマートICのことをご案内しましたから……」として、やはり恒久的なICの再開を切望する。

「地元としては、ひとつ先の那須高原SA(同じく9月で閉鎖)とともに、来春から恒久的なICとして再開されるよう、国に働きかけている段階です」(上河内町建設課・橋本修氏)

 ちなみに、那須高原SAがある那須町役場に尋ねると、来年3月再開の予定で進めているとのこと。このSAの近くには、約10分の時間短縮になった那須ちふり湖CCがある。

 どうやら、上河内SAも来春再開の可能性が高そうだ。近くのゴルフ場利用者は、来春は事前にスマートICの運用再開を確認したほうが良さそうだ。

 上信越道の軽井沢ICと佐久ICの間にある佐久平PAには、来年3月31日までの予定でスマートICが設置されている。「それ以降に関しては、国交省の判断になりますので、何ともいえません」(佐久市役所建設部公園課)

 実は、そのためにスマートICの案内を躊躇しているゴルフ場がある。軽井沢森泉GCは、従来、佐久ICから25分程度の所要時間が、約半分の10分余に短縮された。

 大いに便利になったので、来場客には積極的にPRしたいところだが……。「もともと今年8月で閉鎖される予定でしたし、現在も来年3月以降は不明ということなので、閉鎖後にご迷惑をかけてはいけないとの判断で、積極的にお知らせしていません」という。

 佐久平PAのスマートICが恒常化されれば、東京方面からの利用者は、夏場は軽井沢IC周辺の大渋滞が避けられ、時間短縮はもちろん、到着時間が読めるという大きなメリットがある。恒久化が大いに待たれる。

 実際、各自治体の話を聞くと、時期はともかく、どこもスマートIC再開には確かな手応えを感じているようだ。

 また、日本高速道路も、今後は全国的に本格導入を進める意向。民営化されたのだから、やることは早いはず……?

 これからは、スマートICの情報と利用価値はきちんとチェックしてから向かったほうがいいだろう。

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